【台北生活】台湾でエアコンクリーニングを依頼してみてわかった注意点【海外赴任】

台北生活

台湾で新生活を始めたら、まずやったことのひとつが「エアコンのクリーニング」でした。
日本では賃貸の入居時にエアコンがきれいなのは当たり前。でも、台湾ではクリーニングされていないのが一般的なようです。

この記事では、初めて現地の業者にエアコンクリーニングを依頼したときの体験談をまとめました。

この記事では

をまとめました。

個人の経験の一例としてお読みいただければ幸いです

台湾では入居時にクリーニングされていないのが一般的

日本の賃貸では、入居時にエアコンクリーニング済みであることが一般的です。

ですが、台湾ではエアコンに限らず、部屋自体がクリーニングされていないことが多いようです。

我が家も、目に見える範囲はきれいに清掃していただけていましたが、換気扇フィルターやベッドの下などはなかなか汚れていたので、最初は面食らいました。

「入居前に掃除(室内クリーニング)はするのでしょうか?」
→ 通常内見の際の状況で引渡しになります。掃除を依頼する事はできますが、家主が自分で対処する場合が多くあまり期待はできません。入居後にご自身で掃除される方が多いようです。

“不動産事情に関する質問”. エイブル台湾店. (https://www.able-nw.com/taiwan/guide/faq/), (アクセス日:2024年12月13日)

日本と違い、クリーニングは自分で手配しなければならず、この点で文化の違いを実感しました。

\台湾ではクリーニングがないと知らずに面食らった記事/

管理会社にクリーニングの相談

外注サービスの依頼は、私は日本であっても業者を選ぶのは難しいと感じていて、現地の業者となるとより選びようがないと感じていました。

私が現地の言葉を話せないということも踏まえ、管理会社経由で依頼することにしました。

管理会社への連絡はLINEで

台湾ではビジネスでもLINEが普及していて、管理会社との連絡もにLINEを使っています。

今回もLINEで管理会社に、エアコンクリーニングをしたい旨を相談し、台数とメーカーを伝え仲介してもらうことにしました。

日程の調整

翌日、管理会社から「今日の~時で大丈夫ですか?」と返信があり、すぐに調整が進みました。

これ以外でもガス・水道など連絡当日の対応が多かったです。

料金の確認

1台あたりの料金と支払方法(現金手渡し)を確認しました。

料金が確定している安心感が大きかったです。

当日の作業の流れ

日本語対応を少し(勝手に)期待していましたが、日本語対応不可だったため、簡単な中文・英語・翻訳アプリを駆使してやりとりしました。

当日の作業の流れ
  • 依頼したエアコン3台の現状確認
  • 2台は汚れがなかったため、1台のみ清掃
  • 作業開始
  • 浴室で部品の洗浄
  • 復元
  • 現金払いで終了

よかった点・気づいた注意点

今回来ていただいたクリーニングについて、よかった点・今後注意したい点がそれぞれあったため、挙げていきます。

よかった点①:事前に料金が確定している

料金が事前に知らされていたので、支払い時の高額請求のトラブルを心配せず依頼できました。

ネットで検索した料金と、管理会社経由の料金は、後者が正直結構高額でした。(管理会社の仲介手数料が入った料金であるかは不明です)

自分で手配するべきか悩んだのですが、もう少し調べてみると、エアコンの型式・メーカー・室外機の設置状況によって価格が変わり、管理会社経由と同じくらいの価格の可能性もありました。

これを翻訳機を使って交渉する手間、請求トラブルの可能性を考えると、少なくとも不慣れな状況では、管理会社に頼ってよかったと改めて感じました。

よかった点②:玄関で靴を脱いで入室してもらえた

SNSで、文化の違いから業者さんが土足で家に入ることも多々あると見ていたので、事前に「靴を脱いでいただけますか?」という台湾華語を調べて練習していました。

ところがこの日は最初から靴を脱いで入室していただけたので、この点も安心しました。

気づいた注意点①:養生がなく、エアコン周囲が汚れた

洗浄の際に、養生がされないという可能性を想定できておらず、周囲に汚れが飛び散ることとなりました。(日本で依頼していた業者さんが親切だっただけで、日本でも養生なしの業者さんもいるのかもしれませんが…)

エアコンからバケツへ排水を流すルートとしてビニールが取り付けられていましたが、それ以外、壁や家具の養生はありませんでした。

周囲のマットなど一部は移動させたのですが、ダイニングテーブルは重すぎて移動できていませんでした。

結果、真っ黒な排水が、壁・床、そしてダイニングテーブルの上に、ダイレクトにお飛び散りなさることとなりました…!

次は事前に自分で養生しておこうと学びました。

後になって、翻訳機で調べてひとこと声を掛けてみればよかったのに、言葉の壁が知らず知らずのうちに心理的なハードルになってしまっていたのかもと反省しました。

注意したい②:作業後の清掃はほどほど

エアコンの部品の洗浄や排水を捨てるのにシャワールームを使います。(これは日本と同じ)

作業後はざっと水を流した程度だったので、最後に自分できれいにするものと思っておくと良さそうです。

(余談ですが、台湾では業者さんからお手洗い貸して〜と言われるのもままあるみたいです。私も実際、他の業者さんのときに頼まれ驚きました。)

初めての依頼は管理会社に頼ってよかった

今回は管理会社を通じて、エアコンクリーニングを手配しました。

初めての対応でびっくりすることはありましたが、必要最低限の心配事だけでクリーニングしていただけてよかったです。

台湾華語で調整できる日が来たら相見積もりにも挑戦してみたいです。

\台湾生活がはじまって最初にやったこと/