こんにちは、x日後にin台湾、もなかです。
独学で台湾華語学習は、自分の発音が正しいのか?不安がつきもの。
特に自分の発音した声調を確認できる声調確認くんを使ってからは、
まちがった発音がしみついたらどうしよう・・・
と不安があたまをもたげる日々・・・
そこで、語学学習界隈でよくおすすめされている「自分の発音の録音」を試してみました。
一旦録音して聞き直すことで、自分の発音を客観的に聞くことができるのがよかったです。
この記事では、録音してよかったこと、録音方法、録音のデメリットを書いていきます。
のんびりやっている勉強法のご紹介ではありますが、
同じように、独学で台湾華語の勉強をはじめた方のお役に立てたらうれしいです☺
どうして発音練習をがんばろうと考えたか
今はYouTubeやブログで学習を進めてますが、どこをみても
「台湾華語の習得では声調が大事」「声調をまちがえると通じない!」
と言われているので、心配性な私は日々怯えています・・・
練習しても独学やし現地で通じひんかもな・・・
母音・子音が同じでも、声調が変わると単語の意味が変わる台湾華語。
例えば、「買う」「売る」を意味する「買」「賣」
母音・子音は同じ〔mai〕ですが、声調がそれぞれ〔mǎi〕〔mài〕と異なるため、発音が違います。12
近い意味の言葉で逆の意味・・・まちがえそう・・・
少しでもミスコミュニケーションが減らせるよう、発音、特に声調の練習に取り組んでいます。
自分の発音を録音してみた
今回は声調練習を録音してみました。
声調練習のやり方は、「ma ㄇㄚ」を
第1声 × 第1声→2→3→4
次に第2声 × 第1声→2→3→4
のように組み合わせを変えながら、全パターン発音する方法です。
発音練習に使用している教材
声調練習に慣れるごとに、難易度を少しずつ上げていきました。
発音教材①:難易度☆☆★
「中国語の声調とは?習得のコツ&練習すべき組み合わせ20通り」
(台湾華語を話せるようになるための記録ノート – 台湾華語勉強ノート)
ひとつずつの組み合わせを、じっくり練習するときに使っています
発音教材②:難易度☆★★
「四声(声調)の発音をマスターする!【音声・動画付】」
(中国語ゼミ [最速で中国語を学習するサイト])
発音教材③:難易度★★★
「【中国語の四声】二つつながった時にうまく言う練習方法」
(【しあんつ】中国語向上ちゃんねる)
違う母音が続くと、声調に意識がまわらず発音できないことに気づき、異なる母音の組み合わせのこちらの動画で練習しました。
自分の発音を録音するメリット
自分の発音を録音して感じたメリットは
です。
発音を録音するメリット①:自分の発音を客観的に聞くことができる
お手本の音声に重ねて発音した声を録音してみました。
発声しながら聞こえてる自分の発音を聞いているときは、お手本とほぼ重なっているように聞こえていました。
ところが、録音した自分の声を聞いてみると、
第1声が、一定の高さで発音していたつもりが、下降気味になってしまっていました。
こんなわかりやすい違いでも、声を出しながらでは気づけていませんでした
改めて、第1声が下がってしまわないように・一定の高さで意識して練習、
もう一度録音して、聞き直す。
自分の耳で第1声に聞こえるまで練習。
こんな感じで、録音したことで、発音のちがいに気づいて、修正しながら発音練習に取り組むことができました。
ただ本当に細かなちがいや、母音や子音のちがいについては、自分自身では判別がむずかしいです。
ですが、次に挙げるメリットも含めて、個人的には、自分の発音を録音する学習法は有効だと感じています。
自分の発音を録音するメリット②:発音に意識を向けられているか確認できる
私は英語の場合に、いざリアルタイムで話そうとすると発音が一気に日本語発音になってしまうのですが、台湾華語でも同じく日本語喉への顕著な移行が、録音することで発生しているように聞こえました。
特に、例文を見ながら読むのではなく、例文を見ずにに話すときに、日本語喉に戻ってしまうような感覚があります。
録音したことで、語彙や文法に意識が向くと、発音を意識し続けられていないということがよくわかりました。
今は「使いたいフレーズを口から出せるようになりたい」という目標があるのですが、「考えなくてもフレーズが出る」よう繰り返し練習をして、発音に意識が向けられるよう、もっと練習に時間をかけないとな・・・と再認識しました。
自分の声を録音する方法
スマホされあれば、自分の声を録音するのはかんたんです。
①カメラアプリの動画撮影
②メモアプリの録音機能
の2つの方法を試してみました。
自分の声の録音方法:①カメラアプリの動画撮影
とりあえず試してみるなら、この方法が一番シンプルです。
カメラを起動して、動画に切り替えて、録音する。これだけです。
カメラなので、自分の口元を映して、お手本と比べるともっとよさそう。
(これは個人的に感じていることですが、日本語に比べて、英語や中文は話者の歯がよく見える気がします。)
ただ短い時間で何度も録画すると、カメラロールがぐちゃっとなりやすいので、私はメモアプリ派です。
自分の声の録音方法:②メモアプリの録音機能
個人的にはメモアプリで録音するのが楽で、Google Keepを使っています。
とりあえず録音用のメモを作って録音する、いらなければ消す、放っておいても散らからない、と管理が楽ちんでおすすめです。(というか管理してない)
自分の声の録音方法:比較表
①カメラアプリ | ②メモアプリ | |
---|---|---|
メリット | ・すぐに使える ・口元を映せる | ・すぐ使える ・録音ファイルが軽め |
デメリット | ・録音ファイルが重め ・ファイルの見分けが付きにくい ・フォルダ分けの手間がある | ・録音機能の有無や動作の確認が必要 (※初めて使う場合) |
自分の発音を録音するデメリット
自分の発音を録音してみて、感じたデメリットは3つです。
発音を録音するデメリット:①時間がかかる
普通にお手本を聞いて発音する練習するより、2倍以上時間がかかりました。
毎回録音するのはハードルが高い・・・
ただ間違った発音を練習しても意味がないので、毎回できなくても、要所要所で録音・確認・直す、をやってみるのが大事だと感じています。
発音を録音するデメリット:②細かい違いを自分で気づくのが難しい
なんといっても初学者なので、正確な声調の高さや上下、母音や子音の違いは自分では判断できていません。
そこで、録音と合わせて、学習アプリで発音を確認するようにしています。
独学者にとって、客観的な判定がしてもらえるアプリはとても助かります。
発音を録音するデメリット(?):③機械を通した自分の声にぞわぞわする
“自分の発音を録音する”
これは語学の学習法としてはメジャーです。
私はというと、前から知ってたけど今まで試したことがありませんでした。
機械を通した自分の声にぞわぞわします・・・
ですがいざやってみると、意外とすぐに録音した自分の声にも慣れました。
自分の声を録音して聞くのが気恥ずかしいみたいな理由の方がいらっしゃるとすれば、
独学で発音学習するにはやって損はない学習法だと思います。
まとめ:とりあえず自分の発音を録音して聞いてみる
ここまで読んでくださりありがとうございます!
自分の発音の録音は、知ってはいたけどめんどくさい・気恥ずかしいでなかなか手が出なかったんですが、
独学で「母語以外でコミュニケーションを取りたい」と考えるなら、継続してやるった方がよい学習法だと実感しました。
録音とアプリを併用しつつ、引き続き発音の練習をがんばっていきます。
参考資料
- “買”. 萌典. https://www.moedict.tw/%E8%B2%B7,(アクセス日:2023年12月14日) ↩︎
- “賣”. 萌典. https://www.moedict.tw/%E8%B3%A3,(アクセス日:2023年12月14日) ↩︎