【台湾】台北に住んで感じた日本との文化の違い

台北生活

旅行では何度か訪れた台湾。ですが、いざ「住む」という視点に切り替わると、旅行中には気づかなかった一面がたくさん見えてきました。

この記事では、私が台北での生活を始めたばかりの頃に感じた、日本との文化の違いをまとめています。あくまで私の主観的な記録ではありますが、生活者の観点から見た台湾(台北)を感じていただければ嬉しいです。

人の違い

街中で店員さんから話しかけられる

チェーン店ではほぼありませんが、個人経営のカフェなどで「日本人ですか?」「どこから来たんですか?」などと聞かれることが珍しくありません

その際は中文・日本語・英語、様々な言語で話しかけらます。

そのあとはほぼ確実に「留学ですか?仕事ですか?」と聞かれます。

特に台湾生活が始まったばかりで恐る恐る台湾華語を使っているときは、やさしく話しかけてくれる店員さんが多かったと思います。逆に生活に慣れて、普通の住人のテンションのときは積極的に話しかけられる機会は減っています。

すっぴんの女性ばかりではない

台湾といえば化粧をしていない女性が比較的多い印象がありましたが、私が住んでいるエリアは半々くらいの印象です。

ただ日本のように「化粧をするのがマナー」ということはなく、オフィスエリアの昼休み時の女性や飲食店の店員さんでも、すっぴんの方もたくさん見かけます

ファッション・メイクでは日本人と見分けるのがむずかしい

コロナ禍前に台中に行った当時、LOWRYS FARMやearth music & ecologyのような日本のやわらかめのカジュアルファッションの女性を多く見かけました。

2024年以降、台北のメイク・ファッションは韓国系・日本系のどちら流行っていて、見た目から国籍の違いはわからないです。

ちなみに日本人旅行者はファッションの組み合わせから8割方当てられます。家族以外日本語を話す相手がいない私は、街中で日本語が聞こえてくるととてもうれしいです・・・

日本語はそこまで通じない

日本のテレビ番組ではなぜかよく「台湾では日本語が通じる」と言われています。

ただ個人的には、日本人観光客が多い店で、数字、これ、パクチー、ください、いらない、のような単語が“通じる店がある”という程度の体感です。

とはいっても、他の国と比べると、こちらが日本人とわかると日本語で会話してくれる店員さんとの遭遇率はかなり高く、日本各地に旅行に来る方も多いです。

(高齢の世代で日本語を話せる方が多くいらっしゃる背景については、台湾に住むにあたり歴史を学ぶのが大事です)

多くの台湾人が英語を話せる

コロナ禍前の台湾旅行では、注文などの簡単な英語以外は通じないことも多々ある印象でした。

しかし今は、店員さんは私が台湾華語でつまずくとサッと英語に切り替えてくれる方がほとんどです。それがとても流暢で、私も台湾の英語教育のカリキュラムで英語を学びたいくらいです。

交通のちがい

原付バイクはほぼ自転車

台湾はバイク大国といわれ、交差点での信号待ち、駐輪場にズラッと並ぶ原付バイクは台湾らしい風景です。

騎楼」という屋根付きの歩道沿いにバイクを停める際に、この歩道まで乗り込んできて、体の真横をすり抜けていくこともあり危険です。

ですがあまりにも軽い原付の身のこなしに、私は京都での生活を思い出しました。京都では主に学生が無茶な運転をしています。台湾人も原付と体が一体化してるくらい小回りがきいているなと思ってからは、距離が近くてもあまり怖くなくなりました。(交通事故が多いので、油断は禁物です)

車のフロントガラスもフルスモーク

フロントガラスまでスモークを張った自動車が普通に走っています。

台湾では歩行者優先をせず起こる交通事故が多いと聞いていたので、歩行者信号が青でも注意して渡るのですが、曲がってくる車両とアイコンタクトを取ろうとしても座席が見えず、道を渡るときはより慎重になります。

ただ私が住みはじめた2024年の台北では、歩行者優先に違反した場合の罰金が厳しくなったことからか、まだヒヤッとする経験は少ないです。

台湾政府の交通部は、2023年に「道路交通管理処罰法」の規則を改正しました。これに伴い、クルマが歩行者を優先しなかった場合の反則金は、6000元(2025年10月末時点のレートで約3万円)へと大きく引き上げられたのです。

出典:“「歩行者地獄」から一転! マナーの悪いドライバーたちが横断歩道でピタっと止まるようになったワケ “罰金大国”台湾の本気が凄かった”. 乗りものニュース. https://trafficnews.jp/post/600408, (アクセス日:2026年2月25日)

南下するにつれてまだ車の運転が荒いとも聞き、実際、台南で日本から遊びに来た知人が横断歩道で車に轢かれかけて肝を冷やした経験があります・・・。

満員電車にはなりづらい

日本といえば満員電車のイメージが強いですが、台湾も通勤時間帯は乗車人数が多いです。

それでも日本と違うのは、地下鉄では来た列車にぎゅうぎゅうになるまで乗らず、乗車スペースが空いていても次の列車を待つ人もいます。

その空いているスペースにあとから来た人が乗ることもあります。

お店のちがい

ローカルな飲食店以外の物価は東京とほぼ同じ

安くて美味しいご飯が食べられるのが台湾旅行の魅力のひとつです。

ですが日常生活となると、食料品・日用雑貨・カフェなどは東京の物価と同じかもしくはそれ以上なものがほとんどです。

円安が日に日に進んでいて、スーパーでの買い物もストレスを感じてしまうので、我が家では少し前の台湾ドル円相場で計算しています。(笑い話ですが、やっているのは本当です。)

メニューに日本語が書かれている=日本語を話せる店員さんがいるではない

これも先述の日本語はそんなに通じないにつながる話です。

海外で日本語メニューのあるレストランは観光客向けという印象があるのですが、

台北市内では、特に観光客向けではなくてもメニューに台湾華語・英語・日本語や韓国語を併記しているお店を多く見かけます。

住みはじめた頃は台湾華語に自信がなく、「ひょっとして日本語が通じたり・・・?」と思いながら日本語で頼んでみたものの通じないということも経験しました。

Uber Eartsのメニュー写真がプロ撮影のような写真

高級レストラン・ローカルのご飯屋さん関係なく、ほとんどの店舗のメニュー写真がきれいに盛り付けられたサンプル写真です。

実物の雰囲気を知るために、私はわざわざGoogleマップで調べています。

広告で日本の著名人をほとんど見かけない

台湾では日本製品が本当に多いです。日本みやげとして人気のお菓子も、しばらくすると台湾で手に入るようになります。

そのような日本人気に比べると、日本人俳優やアイドルの広告起用はほとんど見かけず、認知度が低いのかなと感じます。SHISEIDOの広告塔がアンハサウェイなのも意外でした。木村拓哉さんやKōkiさんは見たことがあります。

台湾のレジは気持ちが落ち着かない

コンビニやスーパーのレジに並んでいると後ろの方の距離が近いと感じることが多いです。私はレジカゴを間に挟むように立つことが多いです。

基本的にレジ袋が有料なのでエコバッグに入れるのですが、まだカウンターに商品を置いてあっても、後ろのお客さんが商品を置いてくることも結構あります。

いまだに慣れないのは、スーパーマーケットに会計後の商品を袋詰めするための作業台がないお店が多いです。スキャンしたそばから大急ぎで袋詰めしてます。(店員さんによって入れてくれる場合っもあります)

街のちがい

紙を流せるトイレも増えている

台湾生活の注意点のひとつがトイレで紙が流せないことです。しかし最近は流せる店も増えているようです。

また建物が古い場所は多いですが、地下鉄のトイレは清掃の頻度が高く、清潔に保たれています。(ただし流されていないトイレに当たる頻度がそこそこあります・・・)

野犬はほぼ見かけない

台湾といえば街中に野犬がいるイメージで、狂犬病の予防接種も済ませてきたのですが、台北の街中ではほぼほぼ見かけませんでした。

本当にGがいる

旅行のときは印象はなかったのですが、台湾生活について調べると、ゴ○ブリが多いと言われています。

実際歩道にいますし、ひっくり返ったG、踏みつぶされたG、様々です。台北生活が始まってキツかったことのTOP 3に入るといっても過言ではありません・・・住みはじめて1年ほどは、夜に繁華街を歩くと怖くて胃が痛くなっていました。